司书房
原名:司書房
简体中文名:司书房
别名:つかさしょぼう
生日:1948-07-05
简介
かつて存在していた日本の出版社。
桃園書房の子会社で、かつては東京都千代田区三崎町にあり、末期には中央区に移転していた。第二次大戦後に土地を取得した初代オーナーが設立。阿佐田哲也こと色川武大が麻雀放浪の後に就職した出版社としても知られる。
親会社の桃園書房が文学、釣りなどの出版物、子会社の司書房が成年向け出版物と取扱いを分けていたが、後期にはこの区分は曖昧になる。2005年頃の会社売却後、新オーナーのもとで八丁堀の社屋に移ったあとはかつての区分に戻されたが、実際の編集作業では桃園書房と司書房の社員が会社の区分なしに作業をしていた。
不定期刊行の大型本(ムック)「ツカサムック」、成人向け漫画の単行本レーベル「ツカサコミックス」などを刊行していた。
1985年頃、森山塔(現・山本直樹)の単行本で特需。
1995年頃、隣にあった直前に倒産したベップ出版のビルを買収し、双方のビルの壁をぶち抜いてひとつのビルにするという改築をする。
2005年頃、設立者一族が株を売却、オーナー、取締役陣が一新。旧体制よりも意欲的な出版を試みるが成績不振。
2006年、桃園書房とともに三崎町から八丁堀へ移転。その後編集部員のリストラを決行したものの労働争議となり敗訴した。
2007年
春頃、下請け、作家及び印刷・製本業者への支払いが滞り始める。
8月、「9割免債」を提示するも、ほとんどの債権者は承諾しなかった。
9月、桃園書房とともに破産宣告を受け消滅した。