力王

力王

6.5分
原名:力王 RIKI-OH
中文名:力王
原作:鷹匠政彦
作画:猿渡哲也
出版社:集英社
连载杂志:ビジネスジャンプ
发售日:1988-04-01
册数:12
话数:75
开始:1987年13号
结束:1990年16号

简介

 近未来の東京。民営化された私立国分刑務所に、雑賀力王という右手の甲に六芒星の痣がある若き囚人がいた。彼には霊的な力こそ無いが、超人的な肉体と精神力、そして何事にも決して屈しない正義の信念を持っていた。囚人を使い捨ての消耗品と見なす刑務所幹部は、弱者を助け正義を貫く力王を亡き者にしようと、四天王と呼ばれる最強の囚人たちを差し向けた。四人の刺客たちを必殺の拳で次々と返り討ちにした力王は、刑務所内で芥子が栽培され麻薬密造が莫大な利益を生んでいる事実を突き止めた。孤立無援の力王の闘いは、抑圧された囚人たちを奮い立たせ暴動へと発展した。ついに黒幕の所長と対決した力王は、同じ師に師事した兄弟子の所長を死闘の末に倒し刑務所を脱走した。  拳法の師・張善鬼のもとへ身を寄せた力王は、張老師の言葉を手掛かりに自らの出生の謎を解くため、北の果ての《岬》と呼ばれる地図にも無い辺境地帯へ潜入した。鷲崎という正体不明の軍人が支配する、全土が血も凍るラーゲリ(強制収容所)である《岬》で、力王は双子の弟・那智と十数年ぶりに再会した。右手に鉤十字の痣がある超能力者の那智が人類滅亡を企図する謎の巨大組織に「滅びの子」として利用されていると知った力王は、鷲崎の野望を阻止すべく立ち上がるが「滅びの子」として覚醒した那智により鷲崎は惨殺され、悲痛な兄弟対決の果てに最愛の弟を自らの手で殺した。人類滅亡計画は力王によって阻止されたかに見えたが、直後に《岬》を震源とする巨大地震が日本全土を襲った。  地震で壊滅し廃墟と化した東京へ舞い戻った力王は、育ての親である雑賀夫妻を訪ね出生の秘密を聞き出そうとした。養父の雑賀道臣は謎の巨大組織の手先により致命傷を負いながらも最後の力を振り絞り、第二次大戦下のヨーロッパから中国・上海へ逃れた亡命ユダヤ人少女ハンナが後の力王と那智の母親だと告白し自身の知っている全てを語って力尽きる。力王は養父が死に際に残した「クリス」という言葉を手掛かりに、巨大組織のアジトである《不老宮》へと向かった。  無界の代理人・姉山が君臨する《不老宮》では死んだはずの那智が生首だけの姿で温存され、人類滅亡のための〈クリスタル計画〉に利用されようとしていた。邪悪な姉山は次々と秘策を繰り出し力王を屈服させようとしたが、力王は9歳の少年・芥の協力を得て姉山の魔手をことごとく粉砕した。窮地に追い込まれた姉山は〈クリスタル計画〉を発動させた。しかし兄・力王の愛により全人類への憎悪を愛情へと転化させた那智は自らを消滅させることで〈クリスタル計画〉を挫折させた。《不老宮》は崩壊し、姉山は醜悪な最期を遂げた。  父親の正体を突き止めようとする力王は、南極へ渡り「無界」という謎の人物に会うため人跡未踏の〈到達不能点〉へと飛んだ。そこは南極だというのに花が咲き乱れる暖かな楽園で、力王は地底湖に一頭の鯨と暮らすヨナという老人から「無界」が謎の巨大組織を操っていた事実を知らさせる。ついに「無界」と対面した力王は、彼が人類滅亡後の未来からやってきた人物で、〈神の計画〉のためハンナを凌辱し力王と那智を産ませた父親である事実を明かされた。力王は呪われた血統を断つため自ら命を絶とうとするが、「無界」は人類への贖罪と息子への愛のため自らの首を切り落とし、ハンナの意志が込められた銃剣を胸に受けて消滅した。力王は鯨の背に乗って「無界」の王国を去り、絶望からの輪廻と再生を予感させて物語は終わる。
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