坂東瞬は、関東平野の真ん中に位置する全寮制の五月学園に入学する。男子全員、なぜか初日にいきなりラグビーをやらされることになるも、ほとんどが初心者であった。そんな中、足の速い瞬は、ボールを持って抜け出すも唯一のラグビー経験者の椿にタックルされて脳震盪を起こしてしまう。そのラグビーを提案した森先生は、進学校である五月学園にラグビー部を創設するつもりでいた。ラグビーなどやったこともなかった瞬だったが、その試合で決めたタックルの感触が忘れられずに、ラグビー部に入部することを決める。ラグビーが大好きという水沢朝子目当てに部員達は集まるのだが、練習の厳しさに初日でほとんどが辞めてしまう。それでもなんとか15人残ったラグビー部は、始動するのであった。