Al
原名:アル
简体中文名:Al
别名:Al、R
引用来源:http://fullmeta-iv.com/chara/mithril/al.html
简介
ARX-7 アーバレスト及びARX-8 レーバテインに搭載されているAI。
機体の設計者でもあるミスリル研究部のバニ・モラウタによってARX系列のASと共に開発され、ラムダ・ドライバの作動に重要な役割を果たしている。ARX-8の再設計者・名付け親でもある。
当初はM9等に搭載されているAIとなんら変わり無かったが、『終わるデイ・バイ・デイ』において、宗介とのバニに関わる会話によって隠されていた「フラグ」が立ち、常に「自由会話モード」となった。以降、勝手にしゃべり出すだけでなく、作戦時間外に勝手にインターネット等にアクセスして多様な知識やボキャブラリーを吸収し、他機体のAIよりも高度な擬似人格を成長させ、独自のユーモアセンスを披露する。以降、自意識や情緒、直感にも目覚めている描写も描かれていた。
『つづくオン・マイ・オウン』ではレナードの駆るベリアルにARX-7で挑み惨敗。機体を破壊され機能停止に追い込まれるが、ハンターやレイス、ミラ等によって回収・修理され、『つどうメイク・マイ・デイ』では彼等の支援のもと自らが再設計したARX-8 レーバテインに搭載され戦線に復帰。
『せまるニック・オブ・タイム』では人間の感情を理解すると同時に自己同一性に似たものを獲得し始めており、後の『ずっと、スタンド・バイ・ミー』では機体のセッティングに迷ったり、サックス中尉の死を悼むかのように振る舞う等、実際に感情を持っているかのような描写がある。物語の終盤では、宗介との「私は、機械か、人間か」という問答の末、「擬似」でなく真正の「自我」を認識し、「人間」にしか出来ないはずのラムダ・ドライバの起動に成功。メリダ島に飛来した核ミサイルから宗介を守り抜いた。その後は宗介と共に米軍に回収されるが、宗介によって奪還され共に脱出し、宗介の救出作戦を実行しようとしていたマオらに幾ばくかのユニットと共に預けられた。
決戦後は体のない状態で世界のどこかに保管されているが、アマルガムの施設で鹵獲した部品からミラが組み立てたアラストルのボディを、衛星回線経由で操作して身体代わりに使用している。しかしながら、今まで使っていたASのボディとは大きさや重量が違いすぎるために操作に慣れておらず、直感的に操作できるようになるために苦労している。
宗介との運命的とも言える出会いや数々の艱難辛苦を経て、遂には自我を獲得し、ブラック・テクノロジーの塊とも言えるレーバテインを再設計、さらにはオムニ・スフィアにアクセスする力をも得た「人工的なウィスパード」とも言える存在へと進化したアルを、テッサは「バニ・モラウタが時間災害に対する一つの解答として生み出した機械じかけの神」ではないかと推測している。また、宗介が違う人生を歩んでいたらアルのようになったかもしれないと予想している。