达龙
原名:ダリューン
简体中文名:达龙
别名:Daryun、猛虎将军
性别:男
简介
パルス国の万騎長(マルズバーン・1万の騎兵を指揮する将)の1人。初登場時27歳。大将軍(エーラーン)ヴァフリーズの甥。黒い甲冑と真紅の裏地の黒マントを身に纏い、黒毛の愛馬・黒影号(シャブラング)を駆る黒衣の騎士として大陸公路有数の戦士として名を馳せている。過去に大陸公路最強と謳われたトゥラーンの王弟を馬上から切り伏せたこともあり、本作品開始後においてはヒルメスと並ぶ最強の武人である。「戦士の中の戦士」(マルダーンフ・マルダーン)や「猛虎将軍」(ショラ・セーナニー/シンドゥラでの呼び名)など数々の異名を持つ。12人の万騎長の中では最も若年にして、ただ一人20代にしての万騎長であった。第一次アトロパテネの戦いの敗北の際、アルスラーンを連れ、親友ナルサスを頼る。伯父の遺言によりアルスラーン「個人」に絶対の忠誠を誓い、アルスラーンの王者たる成長を喜び、日々その忠誠心を固くする。謹厳実直・質実剛健の人だが、ユーモアや人の心情を解する感性はむしろ豊かでアルスラーンの精神的支えを引き受ける一方、ナルサスおよび彼の画業に絡むと微妙に口の悪さが滲み出る。2人の会話はほとんど漫才(バハーネ)であり、とても大陸公路に冠絶する勇将と智将の会話とは思えないほどである。